つれづれ

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きょうwebニュースで意外なヒトの名前を見つけてしまった。



”三原順”


知らない人もおおいと思いますが少女漫画家です。
（少女はいらないかな…「少女」の枠に収まらない漫画家でした。）



誰も許さない作家でした。自分自身さえも含めて。



ひょっとしたら漫画界だけじゃなく、小説や映像など
作家と言われる人で三原順ほど人間の内面を…むじゅんを
暴き続けた人は日本にはいないかもしれません。

ニュースでは
”三原順の「はみだしっ子」からの盗作があったという事で
飛鳥部というミステリー作家の小説本の一作品が
回収絶版になる”とのことです。

この作家さんはボクの一コ下とのこと。

ボクが三原順にであったのは中学生…
小学生の頃だったかもしれません。

そしてボクのせいぶんの７０％は三原順でできています。

きっとそういうヒトが何人もいて、
その中にはクリエーターへの道をすすんだヒトもいて…
ひょっとしたら飛鳥部というヒトは
そんなひとりだったのかもしれません。

もしそうなら複雑なキブンになります。

ボクもいちおうクリエーター界（？）のすみっこにいる身です。
だから肝に銘じねばいけませんね。

引用と盗作は違うという事を。

そして、自分に素敵で残酷な言葉や映像を与えてくれた人たちに
対する敬意と畏怖を無くしてはいけないという事を…。


あまりいいニュースではありませんでしたが
三原順の名を見る事が出来てすこしうれしい気持ちもあります。

いつの間にか彼女が逝って１０年…。

そんな年に名前が出てくるのも何か不思議ですね。

「はみだしっ子」を読み返したくなりました。

実はボクは「はみだしっ子」の最終刊を読んでいません。
コミックスは出てすぐに買ってはいるのです。
初版本のはずです。
でもどうしても当時読む事ができなかった…
と、いう事を今思い出しました…。（うかつだ）

あした本屋にいこうかな…。