東京エンジェルス ― 2006/08/07 01:23

人はなぜ こんなにも 愚かなの
自然界で 涙を流せるのは 唯一なのに
浅井健一
最初の曲は新曲
始めは岡村美央のバイオリンとベンジーのギターだけで
途中からベースとドラムが加わってくるというスローめな曲
前のバンドの勢いと、
セットチェンジの間 DJから煽られて熱くなっていた
会場の空気をいったんリセットして
そこからまた違う熱を帯びさせていく
そんな曲です
ベンジーの気持ちがとても入り込んだボーカルが
凄く良かった
(ベンジー喉の調子が良いみたい
ここ何年かの中で一番声が出ていると感じます
今日のベンジーの歌は素晴らしかった)
この日のライブ、
セットリストも曲順もAXの時とそんなに換わらなかったのは
バンドの順応性がそんなに無いという事でしょうか
若いコもいるから そういう事もあるかもしれません
まあ バンド自体が始まったばかりだから
今は新しい曲を沢山演るよりは同じ曲を深めていく事を
ベンジー達はやっている気もします
ベースの束紗は
AXの時よりも髪を振り乱し
小さな身体でベースにしがみつくように
気持ちをこめて弾いていました
ドラムの央は
AXの時以上に、ドラムに感情を込めて
全身でドラムを叩き
でもコーラスの時はしっくりベンジーとハモっていました
岡村美央ちゃん(ベンジーがそう呼んでた)のバイオリンと
ベンジーの絡みはより一層深みを増していました
そしてコーラスの時には全員でキレイに
ハモってくれます
((このバンドコーラスは全員で声を合わせます
ベンジー史上初の全員でハモれるバンドです(笑)
なぜか観ているとうれしくなります))
AXの時より確実にこの四人はバンドになっていて
”今日は対バンがスゴイから
スペシャルで欣ちゃんと照ちゃんで
演ってくれたりしないかな”
なんて思ってしまっていた事を恥ずかしく思いました
そう、四人…意外だったのはバイオリンの岡村
前にバイオリンで参加してた玉城亜弥みたいに
アコースティックな曲限定みたいな
サポート的メンバーかと思ったら
今日はバンドとしてバイオリンの絡みもあり
キーボードの参加も増え
”危険すぎる”ではコーラスも聴かせてくれました
そうか、このバンドは四人のバンドなんだ…
ソロ浅井健一が分かってきました
編成としてSherbets+バイオリンと言えるかもしれません
バイオリンが入る事により
Sherbetsよりアレンジの幅が広がっていて
それがソロ浅井健一の望んだフォーマットなのでしょう
Sherbetsといえば、アンコールで演った
”Hey Hey You You”
がとても良くてうれしかった
Sherbetsのツアーでは聴けなかったけど
CDとは違った今日のアレンジは
原曲のメロディーの良さをいっそう引き立てるもので
とても素晴らしかった
ホントに良い曲だと感じました
〆は今日もロメオ
ブランキーの曲もだんだん様になってきました
みんなハッピーな気分でライブ終了です
「今日は、こんなすばらしい BLACK LISTで、
みんなに会えて、うれしいです」
こちらこそ
ボクもみんな(四人)に会えてうれしかった
次は野音?
うーん…待ちきれない
BLACK LIST 014 Zepp Tokyo
set list
新曲 (どうやら”空港”という曲らしい)
スーパートンガリパーティー
WAY
原爆とミルクシェイク
危険すぎる
Diduri Didura
人はなぜ
ディズニーランドへ
skunk
DEVIL
アンコール
Hey Hey You You
ロメオ
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