ニューシネマパラダイス2007/09/29 23:38

ニュー・シネマ・パラダイス

今更のようですがニュー・シネマ・パラダイスを観ました

ずっと観たいとは思っていたのですが
二時間を超える映画は集中力が持たなくて
何か口実がないと、なかなか手が出ませんでした

しかし、やっと口実ができたので覚悟を決め観る事にしました


良い映画を観ると、ボクは力が抜けたようになって
頭もボーっとして何も考えられなくなります

…確かに名作と言われているだけの事はありました

三時間近いですが、それだけの尺を必要とする映画でした

頭がボーっとします…
身体に力が入りません…


結果、この歳になって観て良かったような気がします

この歳だからこそ、アルフレードの想いの意味や
トトの切なさがリアルに感じられる気がします


ラストシーン、トトがボクのマネをするような姿勢で
映画を観ていて可笑しかった(笑)

ボクと同じ様な姿勢をして、ボクと同じように涙ぐんで…
ここでは、トトとボクは同じ映画を観る同じ観客でした

良い映画を観ると、皆同じ様な行動を取るんだと思ったら
嬉しくなりました


                                   ・

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_ Aspiring Bobby-dazzler Starlet - 2007/10/19 22:39

この映画は名作傑作です。
シチリアの村での唯一の娯楽は映画。教会で、映画を上映していたのです。
小学5年生のトトは映画が大好きで、映写室の魅力に取り付かれてしまう。
映写師アルフレッドに師事し、上映の方法を教えてもらう。ある日映写室の火事により
アルフレッドの視力が失われてしまう。その命を救ったトトはアルフレッドの代わりに映写室を
まかされることになりました。
青年になっても映写室を愛し、上映を続けるトト。ある日美しい青い目をした女性に恋に落ちてしまうのだが
相手は身分が上の女性。
彼女からは愛していないといわれても、粘り、待ち、やがて愛し合うようになります。
ある日、両親の都合で都会に引っ越すことになった彼女。
別れを余儀なくされるのだが、駆け落ちをしようと、2人は待ち合わせをするが彼女は現れない。
すっかり落ち込んだトトだが、アルフレッドの言葉に背を押されて心機一転やりなおそうと
ローマへと向かいます。
それから30年後、ローマでかつて映写室を愛したトトは映画監督になっていました。
突然のアルフレッドの死により再びシチリアへ戻ることとなったがそこで
かつて愛し合った彼女に再会します。彼女はすでに他の男性と結婚し、娘もいました。
そこで過去の真実を知り、動揺するトト。
アルフレッドの遺したフィルムを観て涙ながすシーンでこの映画は幕を下ろします。

この映画は映画ファンにささげるオマージュと言われているようです。
それはかつての名映画がパラダイス座で上映されているから?
その当時の映画ファンなら喜ぶでしょうが、わたしはその映画を観たことも無いし、
生まれてもいないので存在すらしらない作品です。だからそのような感情はないし、
映画をテーマにしたストーリーだからそういわれるのかな?とも思ったのだすが。
でも、なにより人生の成功とはなにか?それを問う作品なんだと思ったのですね。
トトはアルフレッドの助言で、「人生は映画のようにはいかないんだよ」といわれ
一人ローマへいって修行を積み、キャリアを築きました。
アルフレッドの助言が無ければ、そして、アルフレッドのある行動がなければ、
トトは彼女とかけおちして人生でただ一人愛する女性と家庭を築けたはずです。
どちらが幸せなんでしょうね。そういうことを考えさせられました。
アルフレッドはシチリアの田舎で映写室で一生を終えるような男

_ シネマと書店とライブハウス - 2010/04/28 20:10

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戦後間もないシチリア。
その当時の映画館を軸に、少年が成長して行く物語。

大衆娯楽の一つの映画。銀幕の世界。
映画好きな人には