Only you2009/08/15 23:14

上田現 「Atlas」



古賀さんの
友人の奥さんが亡くなられたと知らされました

旦那さんの日記で
厳しい状況が続いているのは知っていました

まだ、30代
三人の子供たちを残しての夭逝‥





何か、もう‥





癌の悪化で、昏睡状態だった彼女

いつ最悪の状態になっても不思議じゃない状態だったのに
娘さんが高校総体を終え、病室に駆けつけた時には
しっかり目を開け、娘の手を握り

「おかえり」

そう言って、娘のガンバリを労ったそうです


そして、その翌日に彼女は逝ってしまった…

娘に、「おかえり」が言いたくて、待っていたのでしょうね







上田現の「Atlas」を聴いていました

肺癌で去年無くなった上田の遺作です

生前に完成できなかった音源を元に
レピッシュのメンバーや、旧知の仲間の手によって
仕上げられたアルバム

上田の最高傑作といえるに名盤です


死を見据えながら、生み出されたであろう曲たち

それを、仕事をしながら聴いていたら
叫びたい衝動に駆られました









”命を削って歌ってる

命を削って笑ってる


命を削って歌ったら

命がまた減ってたのさ

そんなものさ

でもね

それが君に行けばいいね

そうね

それが君に伝わればいいね

いつだって祈ってる

君のことをずっと

いつだって祈ってる

いつだって君のことを〟




    上田現”New Ueda 80〟










そう

伝われば良いね










”君は見たかい

生まれて一度も地上に降りない鳥を

でも僕はね この広い世界を

何処までも転がっていくのさ

何処までも何処までも転がって

何処までも何処までも転がって

それは醜いけど愚かな事じゃないさ


Only You  Only You  

君に歌っているのさ

Only You  Only You

ここで歌っているのさ



       上田現”Only You〟












                                     ・

現ちゃんからのお返し22008/09/23 23:59

メッセージカード(パワショ)

現ちゃん(上田現)からのメッセージカード(?)

現ちゃんからのお返し12008/09/23 23:56

現ちゃんからのお返し(パワショ)


仕事から帰ると、佐川急便の不在票が
郵便受けから入れられていました

しかし、不在票に書かれてある送り主には
心当たりがありませんでした

「みゅーじっくたぶろいど?」

ネットで検索してみる事にしました


あ…ミュージック・タブロイドは、現ちゃんの事務所だ…


現ちゃんの告別式へ行った時、香典を置いてきたので
香典返しが送られてきたのでした

現ちゃんの最後のオリジナルアルバムと
トリビュートアルバムが24日に発売されると
コミュで見たばかりの日に、現ちゃんからのお返し
事務所は狙ってやったのかな?

買いに行かなきゃね、アルバム(笑)

でも、何か嬉しかったです

香典返しが嬉しいというのも不謹慎だけど、
現ちゃんからお返しをして貰ったみたいで
チョット良い気分です
(まあ、お返ししてくれたのは事務所ですけどねw)



27日はフィッシュマンズでバイオリンを弾いていた
HONZIの命日でした

10年前にUAのゲストで
出演したラジオ番組を聴いて過ごしました

UAとHONZIが盟友と言える関係である事が
会話から伝わります

切ないです…



24日には現ちゃんのアルバムが発売されて
27日はHONZI が逝ってから一年
10月の7日はノリックが逝ってから一年


9月の23日は五十嵐の犬が吠えるが始動しました

戻ってきてくれただけでも、嬉しいです




                                    ・

上田現”last waltz”52008/03/13 23:43

良い天気でした(コンタ)

上田現告別式

上田現”last waltz”42008/03/13 23:42

現ちゃんの車が見えなくなるまで見送るファン(コンタ)

上田現告別式

上田現”last waltz”32008/03/13 23:41

会場前(コンタ)

上田現告別式

上田現”last waltz”22008/03/13 23:40

会場に入りきれずに並ぶファン(コンタ)

上田現告別式

上田現”last waltz”2008/03/13 23:37

お疲れさんだったね…(コンタ)

新宿、千日谷会堂

現ちゃんのラストライブが、こんな小さなハコなんて…

なのに、渋公あたりだったら余裕で埋まりそうなくらい
ファンが集まっていました

会場に入りきれないから、長蛇の列ができていて
ボクは会場から随分離れたところに並ぶハメになりました

急な事だから、空いている会場が、
ここしかなかったのかもしれないけど…

「沢山のファンに来て貰いたい」

何て言いながら

ひょっとしたら、関係者もこれだけの人間が来るとは
予想してなかったかもしれませんね


来ている人の殆どがオーバー30で(というかオーバー35?)
やはり年齢層は高かった(笑) 子連れも多かったですね
あと、女性率も高かったです



列に並んで、一時間半でやっと会場に辿り着きました

レピッシュが「ハーメルン」を、元ちとせが「ワダツミの木」を
歌ったらしいのですが、聴く事は出来ませんでした

会場では、現ちゃんのソロアルバムの曲が流されていました

上田現の曲には死の香りがします

だから、こんな場で流れるとハマってしまうのが、
何ともやるせない気分で、複雑でした


写真の現ちゃんは満面の笑みで、それが逆に悲しかったけど‥
でも、いい笑顔でした


仕事があるから、直ぐに帰るつもりだったけど、
結局最後のお見送りまで居てしまった‥(苦笑)


ファンのありがとうの声援の中、現ちゃんは去っていきました

現ちゃんを乗せた車が見えなくなるまで、
ファンは見送り続けていました…




ボクも…ボクより思い入れが有ったであろうに、
この場へ来れなかった 友人たちの分も思いを込めて
声をかけました


「お疲れさんだったね」



ホント、お疲れ様でした‥

役割2008/03/12 16:21

梅でしょうか(パワショ)


ボクは、漠然と、人には役割があって、
その役割を終えると逝くのかなと思う事があります


(でも、そんな納得の仕方にも限界があって、
特に若すぎる死は納得しづらいです…)


そして、たまに神様ってヤツは、
誰かを生かす為に人を連れて行く事があるように思います

その考え方で行くと、
上田現の死は元ちとせを歌手として成長させる為に
用意されたのかもしれないと思ったりもします


元は「百年に一人の歌声」と言われる歌い手として注目を浴び、
上田現作詞作曲のデビュー曲「ワダツミの木」がヒット
1stアルバム「ハイヌミカゼ」が
日本レコード大賞のベストアルバム賞受賞
それからも良い曲に恵まれ、
歌手としてこれからという時の出来ちゃった婚‥

その時、正直ボクは
「え?こんなところで治まっちゃうの?」と思いました

しかし、その後に届いた情報は、流産…

上げて落とす…
芸能の神様は才能のあるヤツに非情だな…と、思ったモノです

でも、芸能の神様は、
まだそれだけでは足りないと感じたのでしょうか…?
(元は現ちゃんを兄のように慕っていて、
色んな影響を受けたという話も聞きました)

元ちとせは良い歌手になると思います

というか、成って貰わないと困ります


(かなり、話しをすり替えてますね…)

現ちゃん…(泣)2008/03/11 02:21

上田現


元レピッシュの上田現が亡くなってしまいました…

今だと、元ちとせのプロデューサーであり、
「ワダツミの木」の作詞、作曲者と言った方が
分かり易いかなもしれませんね

しかし、ボクら世代にとって現ちゃんはレピッシュであり、
とても尖ったロッカーなのでした

彼の毒とユーモアのある文学的な詩と美しい曲が大好きでした

「腹踊り」「ハーメルン」「28才」「胡蝶の夢」「爆裂レインコート」…

…名曲揃いです…


肺ガン…確かタバコ好きだったんだよな…


47才…早い!早すぎるよ………



HONZI、ノリック、シロップの解散、そして上田現…
負の連鎖が止まらない…



http://natalie.mu/news/show/id/5970

LA-PPISCHの上田現(Key,Sax)が、肺がんのため3月9日に逝去したことが明らかになった。享年47歳。

LA-PPISCHはデビュー20周年となる昨年に活動を再開。「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO」へ出演し、全国ツアーも開催したが、上田はツアー東京公演以外のすべてのライブを「腰痛」を理由に欠場していた。

バンドのオフィシャルサイトでは、3月13日に東京・千日谷会堂にて告別式が行われることを発表。所属事務所・Music Tabloidの代表取締役、河原田仁志氏は「本人の希望でもありますので、少しでも多くの方々にお見送りをしていただけたら幸いに存じます」とコメントしている。