写真集「大丈夫であるように」2009/01/17 17:40

写真集「大丈夫であるように」






届かなくても
叫んでしまうのが

心。

無理矢理にも
押し付けてしまうのが

想い。

汲み取れど

無力。

夢見るのは

常。

目指すのは
明日。

会いたいから

また
明日。



























やさしいのが

愛。


届くのが

きっと

愛なんだ。














love from Cocco


写真集「大丈夫であるように」-Cocco 終わらない旅- より









                                   ・

友人たちへ2009/01/16 19:37

渋谷から(パワショ)



大丈夫じゃないのに
大丈夫っていわなきゃいけないのが
いやだ。

大丈夫じゃないのに
大丈夫でなきゃいけないのが
いやだ。

大丈夫じゃない、って言ってるのに
大丈夫?って聞かれるのが
いやだ。


なのに
大丈夫じゃない人を目の前にすると

大丈夫?って
そんな言葉しか探せない自分が
いやだ。



ごめんね。



大丈夫であってほしい、って
思ってるんだ
きっと。


大丈夫になってほしい、って
願ってるんだ
きっと。


大丈夫であるように、って
祈ってるんだ
いつも。

いつも いつも
いつも いつも






写真集「大丈夫であるように」-Cocco 終わらない旅- より



Coccoの言葉を借りて‥




                                    ・

大丈夫であるように2008/12/24 20:09




クリスマスイブ

出来れば、

ハニーやダーリンやベイビーとケーキを囲んで

それがベスト

まあ、独り身なら友達や同僚とパーティー

一人で過ごすなんて言うのは最低

(それなら、会社で仕事してる方がマシじゃない?)

で、ボクは何をしたかというと、

クリスマス気分で浮かれている渋谷へ
一人で映画を観に行くという、
なかなか残念な事をしてしまいました(笑)



『大丈夫であるように -Cocco 終らない旅-』

プロデュース・監督・編集:是枝裕和

http://www.dai-job.jp/


基地の島で、諦める事を余儀なくされた人々

その中で諦めれなかったCOCCO…

青森の女性からCOCCOに届いた一つの手紙

その手紙を切っ掛けにCOCCOは六ヶ所村を訪れ、
広島へ行き、沖縄について改めて愛情を深くする…







「言いたい事は一つです

生きろ・・・生きろ・・生きろ、生きろーーーーーーっ!!」

”COCCO”






色々考えたし、色々言いたい事はあるけど、

色々な言葉を使えば使うほど、

伝えたい事が逃げていきそうです



この映画はエコとか自然保護の為の映画ではありません

COCCOという歌い手の生きる様の映画です

その生き方から、ボクらは何を感じ、
そして、どう生きるか、それを突きつけられる映画です








「大丈夫にして上げられないし…

でも、大丈夫であるようにっては、いつも思ってるから」

                      ”COCCO”

                    













”さあ 生きる為に行こう
 
手を伸ばすなら 君が望むなら”







そう、生きる為に行こう

手を伸ばしやがれ!!






きらきら2008/01/10 23:20

Cocco きらきらLive Tourアコースティックスペシャルナイト08.1.10(日)日本武道館


Cocco きらきらLive Tourアコースティックスペシャルナイト
08.1.10(日)日本武道館


今、風呂上がり、一人部屋でビールを飲んでます
熱燗でないところが申し訳ないです(笑)


今日は08年初ライブ、武道館でコッコのライブでした


この日は「アコースティック・スペシャルナイト」

アコースティックアレンジで聴くと、コッコの唄の魅力は
ただただ、詩と曲が良くて声が良いという
とてもシンプルな事なんだと確認させられました


デビューした頃のコッコの唄は、極端に言えば
「私を愛さないんだったら…殺してやる !!!」と言う表現でした

曲の良さや声の豊かさより、その詞の過激さや
ライブパフォーマンスやキャラのエキセントリックさが
注目されていたように感じます

今でも根底にあるモノは変わらないと思うのですが
表現が、柔らかに、豊かになっていて
それがアコースティックアレンジで
顕わになったように感じました


そして、もう一つライブ中に確認させられたのは
コッコが全ての曲で唄っている事は「生」だと言う事

生きている事を証明する為に
手首を切り
歌を唄い
全力で人とぶつかり
全力で人を愛し
全力で愛して欲しいと願う…



「答えが見つからなかったら生きて!答えは、
生きていくこと! 続けていくこと! その先に答えはある!
生きていれば、答えは見つけられる!
生きていこう、そしてまた会おう!またやぁーーーー!!!」

最後の曲が終わった後、コッコが客席に投げかけた言葉です

ボクらに投げかけながら、
実は自分自身に言い聞かせているように聞こえました



「生きた先に答えはある」

重い言葉です

生きた先に答えはある…

でも、より良い答えを出す為には一生懸命生きないとね

適当に生きて出た答えなんてろくなモンじゃないでしょうから…



良いライブでした

コッコの相変わらずの「姫」っぷりが微笑ましかったけど
根岸はどう思っているんだろう…と、つい考えてしまったりして
ちょっと複雑な気持ちになったりもしました

根岸とコッコは、もう無いのかな…

                                    ・



セットリスト

東京Coccoセトリ



01.燦
02.強く儚い者たち
03.甘い香り
04.Baby,after you
05.藍に深し
06.あしたのこと
07.10years
08.雨水色
09.In the Garden
10.Tokyo Happy girl
11.タイムボッカーン!
12.ハレヒレホ
13.Raining
14.Sweet Berry Kiss
15.沖縄民謡(ちんぬくじゅーさーしー)
16.お菓子と娘
17.沖縄民謡(ジンジン)
18.小さな町
19.野火
20.暗黙情事
21.沖縄民謡(月ぬ美しゃ)
22.ジュゴンの見える丘
23.バイバイパンプキンパイ

歌姫(情事)2006/08/11 15:49

COCCO日本武道館06.8.10(コンタ)


”歌姫”



という形容が流通し始めたのは
ボクの知っている限りでは
中島みゆきが「寒水魚」というアルバムで
「歌姫」という曲を歌ってから…
もう二十五年近くも前の話です

その辺りから日本のミュージック界に
沢山の”歌姫”が誕生する訳ですが…





COCCO 日本武道館




”歌姫”




ステージで歌うCOCCOを観ながら思いました


世に歌姫と呼ばれる女性ミュージシャンは沢山いるけど

彼女ほどその称号にふさわしいヒトは
そうはいないのではないかと


歌に愛されて 愛しすぎて 怯え 憎んでしまう


そして、そんな葛藤の果てに
COCCOは歌の神様と契約を結んだようです


「一生歌い続ける」と


男女問わず音楽とそんな関係を持っているミュージシャンが
どれだけいるでしょう


そう決めた歌姫のステージ上での振る舞いは
まさしく”姫”で
バンドのメンバーは言うなれば歌の姫に従う侍従

姫には逆らえません

メンバーは彼女の指令に翻弄されながらも、
でも渋々という感じはなく
みんな楽しそうに従っていました

その傍若無人な振る舞いに
観ている僕らもイヤな感じは少しもしなくて
尊重されるべきは歌で
その歌を紡ぐ為のワガママだから
歌が生まれる瞬間まで見せてもらえて
とてもうれしく 楽しませてもらいました



COCCOは歌をよく「ウンコ」に例えるけど
それは「SEX」と言い換える事もできるかもしれません

覚えたてのSEXのように
それがもたらす快感と
その快感を受け入れてしまう事への罪悪感

6年前は その快感をうまく受け入れる事ができず
いったんその行為を止めてしまった訳だけど


暗黙情事

ライブで演奏されたこの曲は
彼女もインタビューで応えているように
まるで音楽とSEXしているようでした

歌の中で彼女は叫び続けていました

自分の中に入ってくる音の快感に応えるように
叫び続ける様はその快感の大きさを伝え
バンドとの一体感は圧倒的な歌を生み出し
ボクにとってはこの日のハイライトでした


歌を受け入れ

”もっとも優先されるべきは歌”

と覚悟を決めたCOCCOにはもはや罪悪感や迷いは無く

姫に従う五人の侍従(というより愛人?)も
”彼女の歌を止めない”という意識の元
戸惑いから解放され

とても幸せな空間が武道館に広がっていました


COCCOは時より涙を見せても
歌うときその声によどみはなくて素晴らしいライブでした



少し残念な気がしたのは
観客にマグロのヒトが多かった事

”してもらう”ばかりじゃなく
もっとCOCCOの歌を身体で受け入れ
その歌に応えて上げればいいのに
と思ってしまいました

「ライブの楽しみ方は人それぞれ」
それは正論です

でも最近観たライブがチバでベンジーで
半年ぶりとかでもファンは
もう、うれしくて仕方ないというのを全身で表現していて
そのハシャギぷりはライブの空間をとてもハッピーにしました

ライブの空間を作るのは観客の力が大きいです



ひとり印象に残ったのはボクの右前にいた
黒いドレスの娘

彼女はライブ中COCCOに負けないぐらい全身で身体をゆらし
そして時折子供のように泣いていました

そしてライブが終わった後まるで迷子になったように
号泣しながら帰っていきました

この日ボクが観た中で一番COCCOの歌に
直接触れる喜びを表現していたヒトでした

(ボクもなかなかその域までは行けませんけど)



まあこれからですよね

これからCOCCOがたくさんライブをやってくれて
同じ空間を何回も共有していくウチに
COCCOの歌に応えていけるようになっていくでしょう


だからCOCCO たくさんライブ演ってほしい


そう 切におもいます




こっこ2006/08/10 23:21

COCCO日本武道館行ってきました。(コンタ)