ウイニングラン ― 2007/10/13 19:19
ノリックの告別式へ行って来ました
少し雲が多目だけど、青空の広がる穏やかで良い天気でした
お葬式の日はいつも晴れ
なぜだか、ボクが行くお葬式はいつもそうです
出棺の時、スーッと風が吹き
貰ったY'S GEARの小旗がパタパタと揺れ
「ノリックが行く…」
なんてロマンティックな気分になったり…
久し振りにトンボを観ました
(アキアカネかな?)
ノリックを送る車の上を舞っていました
とても穏やかで平和な秋の光景です…
ノリックのウィニングランが、
あんな黒塗りの無粋なマシンなのは可哀想…
関係者もそう思ったのか、持ち込まれたマシン
(ノリックのYZFなのかな?)のエンジンを誰かが吹かしてくれて
一瞬サーキットにいるように錯覚させてくれました
でも、そのエキゾーストノートは、まるで主人を失ったマシンの
悲しい咆哮のように聞こえ、胸に迫り涙が出ました
バイクのエキゾーストノートをBGMに
関係者や多くのファンが振る青いY'S GEARの小旗と
泣き声に送られ、ノリックのウィニングランは会場の外へ
僕らは縋るように門まで走り、去っていくノリックを見送りました
見えなくなっても暫くは動けなくてノリックが去って行った方を
見続けて…
残された僕らは行き場を失って、
会場で流されているビデオを眺めたり、
ノリックの遺品をカメラの納めたり…
そして、諦めたように帰路に着くのでした
ボクは会社へ
途中で買った東チュウでノリックに対する
伊藤やロッシのコメントを読んでいたら
また、涙が出ました
今日でノリックの事は一区切り付けなきゃと思っていたけど
そう簡単にはいかないようです
諦めました
引きずるだけ引きずってやろうと思います
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