おきなわ ― 2006/07/19 04:38

なんだかつかれました
面子を聴いた時に少し不安を感じたのだけど
前からのコアラさんとの約束だったから
沖縄料理屋での食事
店に入り席に着くといきなり目に入ってきたのは
「プロレスとはジャイアント馬場なり!」
と書かれた色紙
この店長とは話が合いそうにありません
「プロレスとは猪木」にきまっていますから
(ちなみに、いま三沢達がやっているプロレスは
馬場プロレスではありません)
メニューのスミには
「日本酒なんてまがい物だ焼酎こそ本当の酒だ」
とか
「ラーメンなんてジャンクフードをよろこんで
喰っているやつの気が知れない
ソーキそばを食え!」
みたいなことが書かれてあります
まったくこの店の店主とは話が合いそうにありません
(むしろ話したくない)
ラーメン好きのコアラさんが
なぜこの店がお気に入りなのか?
まあ、料理は種類も豊富でそれなりにおいしかったけど
でも問題は、そこではなく
最初はコアラさんとあとひとりふたり誘って
沖縄料理のおもしろい店があるから
ゴーヤなんかつまみながら泡盛なんていいねぇ
という約束が
なんだかんだ重なって七人
ボクと話した事のないヒトも何人かいて
ボクと話しをする気のないヒトも何人かいて
そんな雑多なあつまりでも
四・五人ならみんなで話しをまわせます
十人くらいになると
みんなで会話する事を諦めて
いくつかのグループになって会話をし始めます
しかし
七人くらいというのは一番むずかしい人数だと思いました。
なかのいいヒトとだけ話しをしようとする人間
何とか全員で会話を回そうとするヒト
ボクも最初は全員で会話を回そうとしたのですが
のってこない人たちにうんざりして
途中で絡む事を諦めてボクは相づちだけうつヒトになりました
けっきょくはなにがどうとかではなく
ボクがそのとき
とてもいろんなコトをのろっていた精神状態だから
よゆうがなくて
七人というびみょうな人数の中で
自分の立ち位置をきめきれなかった
たぶんボクと同じく立ち位置の決まらないヒトが
他に何人かいてそうじょうこうかで
いごこちのワルイ空間になった気がします
立ち位置が決まらないというのは
絡みづらいものです
そして絡めないまま時間は過ぎていき
御開になりました
コアラさんゴメンナサイ
うまく立ち回れなかった
やはり気乗りのしない面子での飲み会には
行くべきではありませんでした
とても消耗してしまいました…
沖縄の海になにもかんがえずに浮かんでいたい
超青 ― 2006/07/19 17:17

宇多田ヒカル
「ULTRA BLUE」
”超 青”
まとをえたタイトルだと思いました。
雲ひとつない空
とても視界が良くて
とても青くさくて
とても憂鬱な
そんなアルバム
希望を歌いながらも
どこかに悲しみや寂しさがつきまとう彼女の曲
彼女の初々しさも
彼女の不足感も
それはいままでも彼女の音楽にあったモノで
それは変わらないのだけど
二十歳そこそこの女の子にしては
見えすぎる視野
「誰かの願いが叶うころ あの子が泣いているよ
みんなの願いは同時には叶わない」
このことに気づいてしまうその聡明さは
ときとして彼女自身を痛めつけてしまうのでしょう
彼女の聡明さはどんどん際だってきているようです
単純にハッピーといえる曲は一曲もないほど
(そういえばそんな曲今まであったかな?)
より深く
より重く
より具体的に
彼女の希望と憂鬱が
このアルバムでは表現されている気がします
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