あーとの日2008/12/10 19:06



仕事が追い込みに入り、二日に一日は帰れなくなりました

これからはもっと帰れなくなるかもしれません


今日は会社の床で仮眠しました

机に突っ伏して寝るよりは身体が楽ですが
もう四十も後半になろうというオヤジとしては
いろんな意味でイタイ姿です(笑)


昨日は一日Syrup16gを聴いて凌ぎました

今日はART-SCHOOLばかり聴いています


いい御歳をして、情けない話ですが、
未だにARTの歌はボクにリアルに響きます

一回り以上も違う男の歌に共感しているなんて
これもイタイ話でしょうね(苦笑)


ART-SCHOOLの歌も無様な人間の歌です

Syrupがダメ人間の歌なら、ARTの歌はダメ男の歌

性欲と愛情の間でもがいている様な青臭くイカ臭い歌‥

そういう点で、ピーズにも通じるものがあります


ボクにっとてARTはポストピーズでありポストSyrup

そんなポスト、本人達は望まないかもしれないけど、
Rockには絶対必要なポストです

是非彼らには(特に木下には)頑張って、
人生の坂を全力で転がってもらいたいものです


(ゴメンネ‥でも、ボクも一緒に転がっていくからさ)








こんな事をしているから仕事が進みません・・・


今日も床で寝ることのなりそうです(苦笑)




                                         ・

眠れる花2005/12/22 11:19

05.11.6(sun)SHIBUYA-AX “PARADISE LOST”TOUR2005 Final


ART-SCHOOL『sleep flowers』

05.11.6(sun)SHIBUYA-AX
“PARADISE LOST”TOUR2005 Final

アートスクールのライブDVDがでました。

前回 ROSSO の「ダイヤモンドダストが降った夜」で、
所詮ライブアルバムは”生”には勝てないみたいなコトを
書いた気がします。

しかし”舌の根も乾かぬうち”なのですが、
この「sleep flowers」は正直に言うと生よりこのDVDの方が
”音”はいいです。

ライブアルバムとはいえCDやDVDの方が
ノイズが少ないという意味では
生より音がいいのは当然ですが、
音圧やグルーヴは生にはなかなか勝てないものです。

アートスクールのグルーヴのキモはギターです。

そのギターの鳴りがDVDの方が全然イイ。

ボクは05.11.6日この場所にいました。
聴いていた場所のせいかもしれませんが、
当日はギターの鳴りが悪くてやきもきしました。

アートスクールはやはりギターが美しく鳴らなくては
お話になりません。

あの”痛い詩”があのギターのリズムやメロディにノッテこそ
ボクはせつなく解放されます。

あの日SHIBUYA-AX で今ひとつ響ききれなかったギターが
DVDではちゃんと鳴っていました。
せつなくなりました。


『sleep flowers』にはライブとは別に
おまけDVDが付いています。

その中でツアーダイジェストがあって、
打ち上げで木下のバースデーを祝うシーンがありました。

ふつーの居酒屋といった感じの座敷のスミで、
用意されたちっちゃいケーキを持ち上げている木下の
はにかんだ笑顔(引きつっているようにも見える)
を見ていたらなぜだかせつなくて泣きそうになりました。

(ボクだけでしょうか?)


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だうなー2005/11/19 07:57

渋谷東夜明け前。


今日は会社から18kmを2時間かけて走破。

なんか調子がよくありませんでした。
けっこうヒザにきてしまいました。
いっぱいいっぱいです。

目標の20kmまであと2km。

しかしこの2kmがなかなかきつそうです。


きょうのテーマソングはアートスクールの”ダウナー”。


「だうな だうな だうなぁ~ しーずあだうなぁあ♪」


とうたいながら走っていると壮快です。

みなさんもどうぞタメしてみてください。


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ろりーた きるず みー2005/11/18 07:05

栗山千明


今日会社のつくえにつっぷして寝ている時に見た夢は

栗山千明が、なぜか目がかすむボクの手をとって
一緒に階段をおりてくれるというないようでした。

去っていく栗山千明を見送りながら
目を覚ましたボクの頭の中では
アートスクールのロリータ キルズ ミーが流れていました。

仮眠中の夢ですが
幸せな気分で目を覚ます事ができました。


ロリータ キルズ ミー…「少女はボクを殺す」

彼女になら殺されてもいいかも……なんてな。


(とは言え、とくにファンというわけではないですけどね。)


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アートスクールライブそのに2005/11/06 16:32

ライブ終了後のフロア
(つづき)

前座でベースボールベアーというバンドが5曲ほど演奏した後に
(初期のグレート3を思わせるようなポップで熱い感じの曲と
演奏が好感をもてました。)
いよいよアートスクールの登場です。

まだバンドが若いせいなのかキンチョーしているのか、
最初かみ合い切れずにいた演奏にやきもきしました。
(木下のぼーかるがうまくバンドの音にのっかっていかない
感じがしたのです。戸高のギターも固かったなぁ。)

そんな気持ちも、曲がすすんでいくごとに解消され、
中盤にさしかかる頃には一体感を感じる事が出来ました。
よかった。
(なによりライブができることがうれしくてしかたないといった
感じで演奏するバンドの姿がよかった。)

アンコール2回をふくめ全33曲(34曲だったかな?)の
ボリュームはバンドがライブにうえていた証でしょうか。
(おかげで聴きたい曲はホボきくことができてうれしかった。)

まだ演奏の噛み合う曲噛み合わない曲とムラはあります。

全てにアクセル全開の演奏も逆に言えば単調にも聞こえます。
(アートスクールは繊細な曲が多いから
演奏の押し引きももっとほしいと思ったり。)

しかし今のメンバーになってまだアルバム一枚のバンドです。
これからです。

とても気持ちよく身体をゆらせる演奏もたくさんあったから、
ライブをかさね場数を踏むコトでもっとよくなっていくのでしょう。

(外に出るとまだ雨が降っています。
でもくる時とは違ってイヤなキブンにはなりませんでした。
ぬれてもダイジョウブ。
アートスクールタオルがあるからね。)

だから、これ以上メンバーチェンジがないことを
祈りつつAXを後にしました。

(AXてギターの音が気持ちよくひびーてこないきがします。
会場の設備のせいなのか、ミキサーのセンスの問題なのか、
それともオレの問題なのでしょうか…)

アートスクールライブ2005/11/06 16:27

これがアートスクールのフェイスタオルです。


今日はアートスクールのライブ。

雨が降っています。しかしライブに傘はジャマ。
小降りになったすきにアパートを出ました。
でも、原宿駅を降りたあたりから雨あしがつよくなってしまい
かなりぬれてしまいました。
会場でアートスクールのフェイスタオルを買って頭をふきました。

頭をやカオをふきつつロビーをみわたしました。
開演まで後5分くらい。
とはいえロビーにいるヒトが少ない気がしました。
ライブ一週間前にとったチケットの整理番号が
255番だったのがきになります。
AXは1500人くらいは入るはず…
スカスカだったらさびしいよアートスクール…。

不安かかえつつフロアに入ると一安心。
ちゃんと人がいます。
ほぼ満員といっていいくらい埋まってました。

しかし、思った以上にオンナ率がたかい。
6:4かへたすると7:3でオンナのコ。
フロアの真ん中よりすこし後ろでライブを見ていたのですが
視界をさえぎる頭がありません。
男はほとんど隅っこに追いやられて(?)いるようでした。

(つづく)

楽園はうしなわれた2005/11/03 05:27

ART-SCHOOL直訳すると芸術学校。直訳はしないほうがいいみたい…


ワダさんは目が怖くなっていて声をかけられない。

ジェリーはきょうもラックにアタマを突っ込んでねている。

Pは目があうと、半わらい。イヤな汗をかいている。

ぼくは手伝ったのにナッキーのつくった
デモテープをもらえなかった。

パラダイスから逃げだしたあらんさんは
“あさせ”にハマって座礁中。

あさせからぬけだしてパラダイスに逝った
かわった名前の人はかおがあかい。

パラダイスはどこにもなかった。



「PARADISE LOST」



これはART-SCHOOLのあたらしいアルバムのなまえ。

14+2の楽園の話。

もしくはひとつの楽園の幸せな時間や壊れていく瞬間、
そして失われたあとの話が14+2曲のなかで歌われていく。


きっとパラダイスはそんなにおおげさな場所ではなくて、
たぶんもっと身近にある。

それはなんのイベントもないありがちな家族の
だんらんの中にあったり、
彼女との会話の時間にあったり、
徹夜麻雀の朝日を見ている瞬間にあったりする。

ひょっとしたら仕事がおちそうで「もうダメ…」とおもってる
その瞬間にもパラダイスはあったりする。

でも多くのヒトはふしあなでうかつものだから、
あまりにも日常で身近すぎる楽園に気づけない。
そして、失われる瞬間に実感するコトになるんだ。
そこに楽園があったことを…。


多分「PARADISE LOST」の14+2曲は
そんなコトがうたわれている。


このアルバムに対してフロントマンの木下(vocals/guitars)は

”この作品でいちばん伝えたかった事は
「すべてはあらかじめ許されている」
という事です”

というコメントを出している。

でもたぶんそう言った木下本人そんな事を信じていない気がする。

僕等 きっと馬鹿で 変われない様で
「身体だけなんて よく云うね」
君のキスは血がにじんだ
期限切れのバナナ捨てられた
いつだって 貴方はそんなに 哀しく笑うの
今君が泣いてたのを 夢で見たよ
本当に俺の血は 赤いんだろうか
               (「PARADISE LOST」より抜粋)

僕等は馬鹿だからいろんな人を傷つけて傷ついて、
でも変われないから性懲りもなくまた誰かを傷つける…。

こんな僕等が許されるはずなんかない。

しかし、そうだとしても、許してほしいと願い、許したいとおもう。


「こんな風に笑えるなんて / 思ってもなかった」

「こんな風に許せると 思ってもなかった 
憎んだってそれでいいと 初めて素直に思えたんだ」

アルバム最後の曲「天使が見た夢」でこううたわれる。

「許される」という事は、「許せるか」という事と同じ。

そんなことを考えてみる。


許すコトができれば、また楽園へいける?楽園は失われない?


それができれば、ワダさんやじぇりーやかわったなまえのヒトや…

…ボクも、楽園をとりもどす事ができるだろうか?

「こんな風に笑える」だろうか?



「PARADISE LOST」は楽園を見失った人の

せつなくてうつくしい

希望の唄です。





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