むりょく1973/04/07 22:36

こころにはなを



こどものころ、
おかあさんが、はたらいていたおみせのマスターに
なぐられているのをもくげきしたことがあります

たいちょうをくずし、おみせをやすんでねていたおかあさん

そこえ、ますたーがべんつでやってきて
ぼくらきょうだいに
「おこづかいをやるからくるまにワックスをかけてくれ」
といって、ぼくらをそとにだしました

なぜだか、こっそりもどったら
おかあさんがひらてうちをされていました

マスターは、いつもぼくらをかわいがってくれて
よくドライブにもつれていってくれました

だから、ぼくはおかあさんがなぐられているのに
どうしていいかわからずなにもできませんでした

なぐられたときのおかあさんのかおは
いまでもおぼえていて‥
そんなかおをおんなのひとにさせるような
おとこにはなりたくないともおもいました

むりょくなこどもなじぶんをうらみ
はやくおとなになりたいとおもいましたが
たぶん、むりょくさをこどもにすりかえただけです

ただ、じぶんがよわむしだっただけ


そのままぼくはどうしようもないおとなになってしまったけど
おんなのひとをなぐったことはありません

かのじょになぐられたことはあるけど
なぐったことはありません


それだけがじまんです。


                                  























あの時と同じ

ムカついてんのに、何も出来ない…





















クソッ!!!!


                                     ・

飲みすぎはいけない1973/04/25 17:01

山手線の電車内、東京行き最終(コンタ)


ある日の事


畜産家のオジサンたちが牛の肉を持ってきてくれたので
その夜は焼肉でした

持ってきた肉はヒレ肉
ボクは初めて見るモノでした

今は大丈夫ですが、当時ボクは肉の脂身が嫌いでした

でも、初めてのヒレ肉は脂身が殆ど無くて
とても軟らかく、ボクでも美味しく食べる事が出来ました


宴も盛り上がってくるうちに、オジサンたちは
キリンレモンを飲んでいたボクに、御酒を勧めだします

先ずはビールから、その内日本酒へ
調子に乗ったボクはキリンレモンをチェーサーに
ガンガン呑んでしまいました



気が付いた時には、布団の上

外は明るくなっていました

起き上がったボクに母が、青い顔をして嘆きます

「お母さん、恥ずかしかったよ!!」

母が言うには、昨夜酔っ払ったボクは家の外に出て、
大声で叫びながらゲロを吐いていたそうです‥


‥全く覚えていませんでした‥


そりゃ、恥ずかしいはずです‥




それは、ボクが小学校4年生の時の話


それ以来、吐くまで呑んだ事はありません


                                    ・