むすび ― 2005/10/03 06:00

八月にでた羅針盤の新譜です。
羅針盤はデビューアルバム”らご”を、
当時とても気の合った友だちが
テープに録ってくれてスキになりました。
(”らご”は名盤です。ロックファンを名のる人はきくべきだと思う)
羅針盤も高橋徹也のようにある種の熱をはなつバンドです。
ギターにドラムにベースそれぞれが共鳴しあいながら
響きあうサウンドは、シンプルなのに奥行きがあって、
そこに素朴とも言える山本精一のボーカルが重なると
冷ややかな熱が生まれてくるのです。
新譜”むすび”でも、その熱はかわりません。
いえ、ますます静かに熱くなっているようにかんじました。
おきにいりのアルバムです。
この夏、ふるい友だちとたくさん再会できたきぶんです。
それはとてもうれしい出会いでした。
(でも実際の友人とは別れてしまったり、
そえんになってたりでさみしいかぎりです…)
羅針盤にハイポジに高橋徹也…
でも、この人達の放つ熱はまったく古くなっていませんでした。
それどころか、ぽっとでのじゃりたれバンドでは
だせない殺傷力を持った熱をはなっています。
いまだに「やっぱりROCKは洋楽じゃなきゃ」とか
言ってるヒトはそんなにいないとおもいますが、
そんなひとがいたら喜んでください。
ニホンのロックはしっかりと歴史をきざみ、
確実に深く静かなロックを鳴らしています。
ほこりにおもっていい。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://jude.asablo.jp/blog/2005/10/03/96130/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。