つれづれ

「おちこんでるんですよぉ…」


…タミオさんです

早朝の会社で仕事をしていたら、やって来ました久しぶりに

あ、タミオさんは今は上の階のヒトになっていて
仕事に飽きると話し相手を捜しにこの階へ降りてくるのです

「”時かけ”終わっちゃいました…結局観に行けませんでした」

憧れのニシカワさんと観に行くはずだった映画は
ケンカをしてしまって観逃したようです



どうせまた売り言葉に買い言葉で
ニシカワさんを怒らせたんだろ？

「う…何で分かるんですか…
だって、ニシカワさんなんか、
わたしのコトちっとも認めてないくせに
散歩したりご飯食べにいったり…
何なんですか？私たちの関係は？
なんかムカついたんで
”わたしのコトなんかちっとも興味ないくせに！！”
って言ったら、ニシカワさん怒っちゃいました…
で、まだ仲直りしてません…」

…そらぁ怒るさ
それはタミオさんの逆ギレ
”認めてない”って思うのは
認めて欲しいっていう想いの裏返しでしょ？
で、自分に自信がないからイラつく訳だ

「う…そうかも…」

でもね…たぶんニシカワさんはタミオさんに
興味があるし分かりたいと思ってる気がする
それだけじゃなく、自分の事に興味を持って欲しいとか
分かって欲しいとか思ってる気がするな

「う…そういえば、怒った時そんな事を言ってた気が…
なんで分かるんですか？」

（…っつうか、それぐらい気付よ…）

自分の事を分かって欲しいとか興味もってほしいと言うからには
タミオさんはニシカワさんのコト分かろうとしてる？
ちゃんと興味持ってる？

「う…もって…ますよ…」

ほんとかな…タミオさんはあまのじゃくだから
直ぐにああ言えばこう言う状態になるけど
どっかで謙虚になって相手の話をちゃんと聞いて
そいで自分の気持ちを正直に話す事をしないとねぇ
そうじゃないといつまでも分かってもらえないし
大事な人の事も分かって上げられないよ

「う…なんであまのじゃくだって分かるんですか…？
そうですかねぇ…なんだかそんな気もしてきました…
がんばってみます…」


タミオさんは仕事に戻っていきました

がんばれ（ニシカワさん！）



今週は悩める若者週間です…
（タミオさんが若いと仮定しての話ですが）
これで打ち止めかな？



ボクだって悩んでるんですけどね…