ある日曜日2008/05/25 03:37

レイク・エルシノアのレース(「On Any Sunday」より)


「On Any Sunday」(放題「栄光のライダー」)


この映画をYou Tubeで観ていたら、
自分がバイクに乗り始めた頃の事を思い出しました

18の時、
車の免許を取ったはいいけど車を買う金なんてなくて、
友人の勧めで原付を買ったのが、ボクとバイクの始まりです

買ったバイクは、新古の2ストオフローダーの「ハスラー」
スズキのバイクでした

初めて乗るバイクは、法定速度の30キロで走るのも怖くて、
おっかなビックリだったのを覚えています
(今は逆の意味で、怖くて30キロなんかじゃ走れませんw)

でも、純情だったのも最初の頃の話し

バイクを勧めてくれた友人がツーリングが好きで、
それに引きずられるように
日曜になると海だ山だと走りに行って、
そして、何度も転けて(笑)、すっかりバイクの虜になりました


思うのですが、転けるという経験は大切だと思います

転ける事で、バイクの限界を知り、自分の限界を知ります
限界を超えた時の対処法も覚えます

安全運転というのは、そういう経験の中から
身に付くモノなのではないかと思います

だからと言って、公道で転けるのはリスクが大き過ぎます

ボクは、公道でも沢山転けて…その経験も大きいけど
河川敷で走った経験が大きかったです

河川敷に、誰かが作ったオフロードコースがあって
そこで友人と何回か走って遊んでいたのですが、
土だから、当然滑りやすい
でも、土だから転けてもバイクも人間もダメージが少なくて
安全に転けれました

そうして、タイヤを滑らせる感覚やカウンターの当て方など
バイクをコントロールする基本的な事を覚えた気がします

実は河川敷でバイクを走らせる行為は禁止されていました

オフロードコースも誰かが造ると潰されて、
また誰かが作るという感じで、
河川パトーロールとのイタチごっこでした

しかし、駐車場の問題と同じで、
場所を提供せず、規制だけ強化するという行政のやり方で
道路の秩序を守るのには限界があると思います

河川敷の一部をバイクや車の為に解放する
山の旧道を日曜のある時間だけ解放する

そうする事で、バイクの危険さや楽しさを多くの人が共有し、
安全に対する意識も高くなるように思えます

そして、バイクや車で走るコトが違法行為から
スポーツや娯楽へと換わり、
文化として根付いていくんじゃないでしょうか



映画の中に出てくるエルシノアレース

田舎町で年に一回行われる町を挙げてのレースは
まるでシティマラソンのように
老若男女問わず、バイクレースを楽しんでいて
こんなレースに参加してみたいと本当に思いました

欧米にはしっかりとしたモーターサイクル文化が
根付いているから、レースに対しても理解が深いです

日本でエルシノアのようなレースが
出来る日が来るでしょうか…?

そんなレースに参加できる日が来る事を待ち望んでいます


                                     ・

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