つれづれ

つづき

中にはいると十畳ほどの広さの店内に外人さんが一人、
店員さんと話をしながら飲んでいました。

とりあえずお腹が空いていたので料理を注文。

ショットバーなので食事のメニューは多くないのですが、
どの料理も美味しく戴けました。

「ショットバーでこんなに食ってるヤツらもいないよね」

と彼女がいうように、何度も料理のオーダーに行きました。

そんな感じで飲み食いしていると、
店内に人も増えてにぎやかになってきました。

しかし、来る客来る客全て顔見知りみたいです。

この店は近所の若者のたまり場なのでしょう。

最初はまさしく
”コルシカ人のバーに来たパリの探偵”状態で、
ボク達は確実によそ者でした。

それでも、みんなが良い感じに酔いがまわってきた頃に、
友人がその中の一人と話しをし始め、
その流れでボクも周りのコ達と少し話しをしました。

こういう場はその輪の中に入ってしまえばこっちのものです。

その若者の一人は蕎麦屋だといってました。
近所の蕎麦屋だと。
彼が蕎麦を打っている姿を想像して
（いや、手打ちかどうか分からないです‥）
なんか良い感じだなと思いました。
（何が？といわれると困るんですけどね‥
酔っぱらいですから‥）

そして酔っぱらったおじさんの常として
言いがかりのような説教をしたりするのです。

まるで交通事故です。事故に遭われた方ゴメンナサイ‥。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく