つれづれ

つづき

イケチャンと一ちゃんにも連絡を付け、
ギンちゃんとイケチャンが揃った所で街へ出ました

一ちゃんちは真逆の場所なので、店で合流する事に、
その前に店を決めないと…

明けて二日なので店が開いてるかが心配です

運良く椿食堂が入れそうだったので、そこに決めました

椿食堂は”昭和”を売りにしている居酒屋

木を基調にした店内
壁には、昭和な看板がコーディネートしてあります

中央本町一丁目食堂とコンセプトは同じですが
こちらの方が洗練された感じです
（それで、一丁目食堂は無くなっちゃったのかな？）

一ちゃんを待つ間、取りあえず三人で乾杯

しかし、客数に比べ店員が少ない…
オーダーしても、飲み物も料理もなかなか来ません

一ちゃんが来るまでの三十分位の間に
ギンちゃんは完全にキレていました（笑）

一ちゃんが来て少ししたら、直ぐに店を換える事にしました

「二度と来ない」と、ギンちゃん

まあまあ…（笑）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

つづき

二件目は、愛敬にある”ふるかわ”という飲み屋

ギンちゃんに前から聞かされていた
日本酒に拘りのある店です

バーやスナックが並ぶビルの一画にひっそりとあるその店は、
知らないと、それと分かる店構えではありません

中にはいると入ると、カウンターと
大人が四人座ったら零れそうな小上がりがあるだけ
十人も入ったらいっぱいな感じです

店内ではご主人と女将さんが迎えてくれます

「ウチに直接来たね？二件目？
何ね！ウチに直ぐ来っぎ良かったとけ！！」

ごめんなさい（笑）

「ウチは安うなか、そいばってん、一万円握りしめてきたら
他では呑めん酒ば、一杯呑ますっばい！！」

は～い（笑）
じゃあ、そろそろそのお酒を…

良いですね、こういう女将さん大好きです

そして、言うだけのものは呑ませてくれました

いや～、日本酒ってやっぱり美味しいなぁ…
女将さんに任せっきりで、出して貰った日本酒は
どれも美味しくてビックリです

つまみも拘りのようで、出してくれたのは
馬の鬣が生えてる部分の肉の刺身

しつこくなくあっさりした味わいが日本酒に合います

大人の店だな…

ボクらは大満足、紹介してくれたギンちゃんも満足げで
良い呑みになりました

次は一万円握りしめて直に来ますね！！
（でも、この日払った金は一人六千円くらい
二件目とはいえ、結構呑んだんですけどね）









御主人と話をしていたら、
ボクらの高校の先輩だった事が判明

そして、去年ボクらの担任でもあった先生が
亡くなった事を知りました…

ロータリーエンジンが好きで
授業中は車の話しと日教組批判ばかりしてたなぁ…

面白くて情に厚い先生で大好きでした

ウチの店にも来てくれたし、
卒業後、呼び出されて、一緒に呑んだ事もあります（笑）

また、一緒に呑みたかったね…

ありがとう、吉富先生

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく